Science-Based Targets initiative(SBTi)は、企業がより質の高い排出削減計画を策定できるよう新たな規則を提案した。
一方で、カーボンクレジットの利用に関する規則のさらなる緩和は行わない方針である。
提案では、企業が最大限の削減努力を行った後の残余排出に限り相殺を認める一方、より広範な使用には慎重な立場を維持している。
ただし、サプライチェーンに直接関係しないカーボンクレジットの購入を通じた気候貢献は推奨している。
変更案にはScope3排出への新たな対応策も含まれ、小規模企業には目標設定を任意とするなど柔軟性が持たされている。
この動きは、特に米国で気候対策への企業姿勢が後退する中で示されたものである。
SBTiは、科学的根拠に基づいた目標を掲げる企業が増加しているとし、今回の改定により中小企業や新興市場の参入を促進するとしている。
