ASOS、中東情勢による供給網の混乱にもかかわらず再建計画により損失が縮小

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ASOSは、売上高は減少したものの、再建計画の進展により利益面で改善を見せ、損失幅が縮小した。

  • 2026年3月1日までの26週間で、グループ売上高は前年同期比14%減の11億1,600万ポンドとなった。
  • 調整後EBITDAは51%増の6,400万ポンドへ改善した。
  • 調整後EBIT損失は、前年の3,960万ポンドから1,830万ポンドへと縮小した。
  • 3月には2021年9月以来初となる新規顧客獲得数の増加(前年比9%増)を記録した。
  • イギリス市場がグループ全体を牽引し、総商品取扱高(GMV)は5%成長した。
  • 中東情勢の混乱やアメリカの関税引き上げが、運賃上昇や配送遅延の要因となった。
  • 供給元をトルコ、モロッコ、イギリスへ分散させることで、遠隔地調達のリスクを緩和した。
  • CEOのJosé Antonio Ramos Calamonte氏は、中東情勢による運営面への大きな影響は確認されていないと明言した。
  • 2026年度通期の調整後EBITDA予想を1億5,000万ポンド〜1億8,000万ポンドに据え置いた。
  • Adidasとの提携を通じたウィメンズウェアの限定コレクション展開など、成長戦略を継続する。

着目点:ASOSの経営再建は、売上成長が鈍化する中でも収益性の改善という段階に移行している点が重要である。特に、中東情勢や物流コスト高騰という外的要因に対し、調達先のニアショアリング(TurkeyやMoroccoなど)を推進することで、サプライチェーンの強靭性を確保している点は評価できる。新規顧客獲得がプラスに転じたことは、ブランドの魅力が回復基調にある兆しであり、Adidasとの提携のようなクロスブランド戦略が今後どこまでオンラインリテール市場でのシェア回復に寄与するかが次なる成長の鍵となる。

本レポートはRetail Gazetteの情報を基に作成した。詳細は元記事を参照されたい:https://www.retailgazette.co.uk

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元記事はこちら:” + https://www.retailgazette.co.uk/blog/2026/04/asos-losses-middle-east/

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