米最高裁判所、Krogerによる類似商標の訴えを却下

米国最高裁判所は、Grubhubのフォークとナイフを描いたロゴがKrogerのミールキットサービスHome Chefのロゴと混同を招くとして、使用禁止を求めたKrogerの要請を却下した。

下級裁判所は、両ロゴが市場混乱を引き起こすほど似ていないと判断し、Grubhubのロゴ使用を差し止める命令を出す理由がないと結論付けた。

Grubhubは、オランダ拠点のJust Eat Takeaway.comの子会社で、2021年に買収された際にロゴをフォークとナイフが中央に配置された家のシルエットに変更した。

Krogerは、同じく家のシルエット内にフォークとナイフを描いたHome Chefのロゴと似ているとして、Grubhubに使用中止を求める書簡を送付したが、Grubhubは連邦裁判所に提訴し、自社ロゴが商標権侵害に該当しないとの判決を求めた。

初審では混同の可能性を認める意見もあったが、判事はKrogerの差止請求を却下し、控訴裁判所もこの決定を支持した。

判決文では、「Grubhubのロゴを見た消費者がHome Chefと関連があると合理的に考える可能性は低い」と指摘され、ロゴにはGrubhubのブランド名が明確に記載されている点が強調された。

Krogerは、商標侵害における消費者混同のリスク分析が裁判所ごとに主観的で一貫性を欠き、予測不可能な結果を生むと訴えたが、最高裁はこの訴えを審理しない方針を示した。


 

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