米国の景気感、1月は悪化

1月の消費者信頼感は2カ月連続で低下し、4カ月ぶりの低水準となった。現在および将来の景気や労働市場に対する楽観的な見方が後退したことが要因である。

Conference Boardの消費者信頼感指数は、1月に前月比5.4ポイント減の104.1となった。現状指数は9.7ポイント減の134.3、期待指数は2.6ポイント減の83.9となったが、通常リセッションを示唆する閾値である80を上回った。

Conference BoardのチーフエコノミストであるDana M. Peterson氏によると、「指数の5つの構成要素すべてが悪化し、特に現状評価の低下が顕著だった」とのことだ。

労働市場の評価は9月以来初めて低下し、企業の業況評価も2カ月連続で悪化した。将来の雇用見通しに関する悲観的な見方が12月に続き1月も確認された。

インフレと金利

1年間のインフレ予測は5.1%から5.3%に上昇し、インフレの根強さを反映している。また、今後12カ月間に金利が上昇すると予想する消費者の割合は51.4%となり、前月の28.5%から23.9%へと低下した。

これは、米連邦準備制度(Fed)が2025年の利下げペースを鈍化させる可能性を示唆していることや、住宅ローン金利の上昇が続いていることと一致している。

購買計画

6カ月移動平均ベースでは、住宅や自動車の購入計画に大きな変化はなかった。大型商品の購入を予定している消費者は依然として多数派だが、その割合はわずかに減少した。家電製品の購入計画は横ばいで、電子機器の購入意欲は引き続き低調だった。

一方、外食やストリーミングサービスなどの追加支出を計画する消費者は依然として多かった。

現状評価(1月)

  • 企業業況について「良好」と回答した消費者は18.4%で、前月の21.0%から減少した。
  • 「悪い」と回答した割合は15.4%で、前月と同じだった。
  • 労働市場について「仕事が豊富」と回答した割合は33.0%で、前月の37.1%から低下した。
  • 「仕事を見つけるのが難しい」とした割合は16.8%で、前月の14.9%から増加した。

6カ月後の期待(1月)

  • 企業業況が「改善する」と予想する割合は20.9%で、前月の22.7%から減少した。
  • 「悪化する」と考える割合は18.7%で、前月の17.3%から増加した。
  • 「雇用が増加する」と予想する割合は19.4%で、前月の19.8%からわずかに減少した。
  • 「雇用が減少する」との予想は20.3%で、前月と変わらなかった。
  • 「収入が増える」と考える割合は18.3%で、前月の19.0%から減少した。
  • 「収入が減る」と予想する割合は11.9%で、前月の12.1%からわずかに低下した。

この調査は、TolunaがConference Boardのために実施し、予備結果の締め切りは1月20日だった。

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