イギリスの消費者は、政府の最新の予算による小売業界への影響について懸念を強めている。
特に、National InsuranceやNational Minimum Wageの引き上げによる人件費の増加が、店舗の人員削減につながると62%が予測している。
また、67%の消費者は、コスト増により店員が減り、顧客対応が不十分になると考えている。British Retail Consortium(BRC)も、増加する税負担が小売業の雇用削減を引き起こすと警告しており、CEOのHelen Dickinsonは、小売業に対する「不釣り合いな影響」を指摘した。
New LookやNextなどの企業は、人件費の上昇に対応するために従業員の削減や営業時間の短縮を進めており、New Lookは店舗閉鎖の加速を計画している。
一方で、55%の消費者は店員の存在が売上向上に重要だと考えており、41%はスタッフが多い店舗でより多く買い物をする傾向がある。また、78%の消費者が良質なサービスを提供する店舗に再訪する可能性が高いと答え、小売従業員の役割の重要性を示している。
しかし、大手小売業者が賃金上昇を受け入れるべきだと考える消費者は55%にのぼり、71%は従業員を大切にする企業を支持すると回答した。さらに、76%の消費者は、従業員を適切に扱う企業が財務的にも成功する傾向にあると考えている。
