Asdaの会長、事業立て直し計画を発表

Asdaの会長Allan Leightonは、3〜5年かけてスーパーの業績を立て直し、顧客の信頼を回復する計画を発表した。

同社の既存店売上高は昨年3.4%減少し、クリスマス商戦でも唯一売上が落ちたスーパーとなった。

Leightonは短期的な解決策ではなく、長期的な基盤づくりを目指すと述べた。

1. 価格戦略
価格の適正化が最優先課題であり、年初に「Rollback」キャンペーンを再導入し、4,000品目を平均25%値下げした。12カ月以内に80%の品目がAsda価格に設定される見込みで、業界最低価格を目指す。

2. 商品ラインナップの最適化
SKU(商品数)が過剰であり、30,000品目から24,000〜25,000品目へ削減する計画。これにより販売量を維持しつつ、効率的な品揃えを実現し、棚割りの最適化を図る。店舗の品揃えも見直し、在庫の充実度を90%から94%に向上させた。

3. 従業員の士気向上
過去の経営により従業員の士気が低下していたが、昨年後半に4,300万ポンドを投じて労働時間を増やした。今年から個人の成果に基づく新たなボーナス制度を導入し、従業員のモチベーション向上を目指す。

4. 店舗体験の向上
マンチェスターのPilsworth店で200万ポンドを投じた改装を実施。店内レイアウトの簡素化や食品コーナーの統合、新しい照明と低温棚の設置などが行われ、これを他の店舗にも展開予定。ただし、「新設備よりも、価格、品揃え、接客の質が重要」と強調した。

Leightonは「今年の利益は一時的に低下するが、それは投資のため」とし、本格的な業績回復にはまだ時間がかかると述べた。

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