Walmart、WIC参加者向けにオンライン注文対応を開始―米マサチューセッツ州とワシントン州で試験運用

Walmartは、米連邦政府の「女性・乳児・子どものための特別補助栄養プログラム(WIC)」の参加者が、初めてオンラインでWIC対象商品を注文できる仕組みをマサチューセッツ州とワシントン州の合計115店舗で開始した。

これまでは連邦規定により、WIC対象商品は店舗での対面購入のみに限定されていたが、両州はオンライン注文の導入に向けて連邦補助金と規制緩和を受け、Walmartと提携した全米で唯一の州となった。

参加者はWalmartアカウントやモバイルアプリにWICカードを登録することで、乳児用ミルクや卵、野菜・果物などの対象商品をオンラインで注文し、店舗受け取りや配送を選択できる。

この試験運用は2025年12月末まで継続され、近隣店舗で品切れの際には他店舗からの配送も可能となっている。

マサチューセッツ州の公衆衛生局長Robbie Goldstein氏は、「オンライン注文の選択肢が、移動や交通手段に制約のある家庭にとって大きな支援となる」と述べている。

WalmartはこれまでもSNAP(補助栄養支援プログラム)受給者向けにオンライン注文・受け取りを全米50州で展開しており、政府支援を受ける消費者へのアクセス向上に注力してきた。

また、政府支援を受ける顧客向けに、年会費制サービス「Walmart+」の半額割引プラン「Walmart+ Assist」も提供している。

今回のWIC対応は、低所得家庭の栄養アクセスを支援し、食の公平性を高める重要な一歩と位置づけられている。

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