小売業の犯罪が消費者の購買行動に影響を与えており、多くがオンラインショッピングを選択するようになっている。
Flock SafetyとZencityの調査によると、約3分の1の消費者が小売犯罪を深刻な問題と認識しており、58%が犯罪への懸念からオンラインショッピングを好むと回答した。さらに、小売犯罪を目撃した消費者の63%は、オンラインで買い物をする可能性が高くなっている。
小売業者が導入している防犯対策も消費者に認識されている。63%が商品がロックされた棚やカウンター越しの販売を目にし、59%が店舗内外に設置された監視カメラを見たと回答した。一方で、51%の消費者はロックされた商品を購入する際に5分以上待たされると感じている。
消費者の多くは、より厳格な防犯対策を支持している。特に、45%が組織的な小売犯罪対策としてテクノロジーの活用を支持し、大都市圏ではその割合が52%に上昇する。また、54%はナンバープレート認識(LPR)カメラが盗難防止に役立つと考え、62%は監視カメラの録画が店舗の安全性を高めると信じている。
National Retail Federationによると、2022年から2023年にかけて万引き件数は26%増加し、42%のケースで暴力行為が伴っていた。2023年の小売業の被害額は1,210億ドルを超え、2026年には1,500億ドルを超えると予測されている。
Zencityの最高戦略責任者であるMichael Simonは、「消費者は単に安全について議論するのではなく、具体的な対策を求めている。小売業者がこの傾向を認識し、防犯技術を導入することで、より多くの顧客を店舗に呼び戻せるだろう」と述べている。
この調査は、2024年12月21日から2025年1月13日にかけて、ソーシャルメディアやスマートフォンアプリ、オンライン調査パネルを通じて3,522人を対象に実施された。
