英国の消費支出、2月は減速

英国の消費支出は年初の回復後、2月に減速した。これは、小売業者と消費者の調査で明らかになった。

British Retail Consortiumのデータによると、会員店舗の売上は前年比1.1%増となったが、1月の2.6%増から鈍化した。1月はクリスマス後のセールが売上を押し上げたが、2月は寒さが続き春物需要が低迷した。

BRCのHelen Dickinsonは、社会保障費や包装税の増加が小売業界のコスト負担を増やし、価格引き上げや投資抑制につながると指摘した。また、新規雇用者の解雇を厳しくする政府の計画が、企業の採用意欲を削ぐ可能性があると懸念を示した。

Barclaysのデータでは、小売に限らない消費支出全体が1.0%増となり、1月の1.9%増から鈍化した。一方、個人の財務状況に対する消費者の信頼感は2015年の調査開始以来最高の75%に達したが、貯蓄意識の高まりも影響している。

経済全体への信頼感は25%と依然として低い。Barclaysの支出データは1月25日から2月21日のデビット・クレジットカード決済に基づき、消費者調査は2月21~26日に2,000人を対象に実施された。BRCのデータは2月2日から3月1日までの売上を集計したものだ。

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