イギリスの消費者心理は依然として低迷、BRCが報告

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イギリスのBRC-Opiniumによる消費者センチメント調査によると、8月の消費者心理はわずかに改善したものの、依然として経済に対する不信感は根強く、インフレと経済の不透明感が家計を圧迫し続けていることが明らかとなった。

  • 8月の経済状況に対する心理指数は-32となり、7月の-33からわずかに上昇した。
  • 個人の財務状況に関する心理は-6へと改善し、7月の-7から微増した。
  • 小売支出意欲は+4へと上昇し、消費の底堅さを示した。
  • 支出計画全体は+16で横ばいとなった。
  • 予想貯蓄額は-3から+2へと改善した。
  • BRCのCEOであるHelen Dickinson氏は、依然として前年比で24ポイント低い水準にあると指摘した。
  • フルタイム労働者とそれ以外の層(パート、失業者、退職者)の間で心理的な格差が拡大している。
  • 年末までに食料品インフレ率が6%に達すると予測されており、家計負担の増加が懸念される。
  • 経済に対する信念指数は直近7ヶ月のうち6ヶ月で-30を下回っており、長期的な低迷が続いている。
  • 小売業の回復には、ビジネスレート(事業用固定資産税)の負担軽減が不可欠であると主張されている。

着目点:今回の調査結果は、イギリス国内の消費者心理が「停滞(doldrums)」から抜け出せていない現状を浮き彫りにしている。インフレ率の再上昇と食料品価格の高騰が家計を直撃しており、消費者は将来の支出に対して非常に慎重な姿勢を崩していない。特に小売業界にとって懸念されるのは、街中の店舗(High Street)が活力を失っているという認識が広がっている点である。政府によるビジネスレートの抜本的な見直しが、投資を呼び込み、小売セクターを再活性化させるための唯一の鍵となると専門家は示唆している。小売企業は、価格競争力だけでなく、消費者の購買意欲を維持するための付加価値提供と、政府への政策提言を通じた経営環境の改善という両面からの対応が求められるだろう。

元記事:UK consumer confidence still in the ‘doldrums’, says BRC

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