英Morrisons、在庫最適化のためにBlue Yonderを採用 【3/31追記】

イギリスの食品SMのMorissonsは、在庫最適化のために、BlueYonder社の商品補充支援アプリケーション採用を決めた

対象とする商品は26,000SKUで 、イギリス国内の全ての店舗(491店舗)であり、Blue Yonder社のアプリが1,300万件/日の補充発注数量を計算している。
補充量計算には、Morissonsから提供されるPOSデータ、在庫データ、販促情報などに加えて、天候や祝祭日、地域の行事などの情報を活用しており、それをAI及び機械学習を活用することで、精度の高い補充数量を、SKU別/店別/日別で計算している。

Morissonsでは、Blue Yonder社のアプリ導入後、棚欠品が30%削減した。

Blue Yonder社は、2008年にドイツのKarksruheで、元CERN(欧州原子核研究機構)のMichael Feindt教授が創業した会社で、小売業に特化してAI及び機械学習を活用した補充計算や価格最適化支援のアプリを提供している。

Morrisons以外には、ドイツの通販大手のOTTO、ドラッグチェーンのdm、食品SMのKauflandなどが採用しており、Blue Yonder社によれば投資は3〜6ヶ月で回収できるほど費用対効果の高いソリューションとのこと。

こういう、特定の分野に特化した企業が小売業向けに出てくるのは嬉しいですね。

【3/31追記】
これまでのMorrisonsは、自動発注については消極的な小売業でした。
2003年に自分よりも大きかったSafeway(アメリカのSafewayとは関係ない、イギリスのSM)を買収した際、Safewayが導入済みだった自動補充の仕組みを捨てさせて、オーダーブック式の手発注方式に変更したことは当時、話題になりました。
これはMorrisonsのオーナー、ケン・モリソン氏の指示だった、との憶測がありました。
モリソン氏は今年の2月1日に亡くなっていますが、2003年の出来事からすると、Blue Yonderの様な進んだSolutionをMorrisonsが導入することは、考え深いです。

 

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