ドイツのハードディスカウンターLidlは、自社のPB商品の認知度を上げるためのキャンペーンを開始した。
このキャンペーンは、TV、ラジオ、ソーシャルメディア、そしてチラシなどの印刷物を通じて行われ、Lidlの取扱商品全体として、『品質と価格のバランスが取れた、お買い得な商品である』ことを伝えようとしている。
このキャンペーンは、BBDO社とProximity社が支援しています。
Lidlの商品は元々90%以上がPB商品です。
しかしながら今までは、LidlのPB商品であることを出すのではなく、むしろ隠し、NB商品の売れ筋に似せたネーミングとデザインの商品が多くありました。
例えばP&G社の商品、H&Sによく似た、この様な商品です。
Lidlの商品ということをアピールするよりも、Lidlの商品ではない様に見せようとしているように感じました。
それがこの度の様なキャンペーンを実施するということは、
- Lidlの商品であることを前面に出すことは、(ー)ではなく(+)になる
という判断です。
ハードディスカウンターも通常の業態であり、その商品は最低でも価格に見合う品質があると認知されていることです。
このように生活者側の認知が変わってきて、ハードディスカウンターの市場でのポジションが変わって来た時代、何を変えて/何を変えるべきではないか、とても難しい戦略上の判断です。
私は、取扱いSKU数、通常業態との価格差とそれを支えるコスト構造を変えるべきではないと思います。
