Amazon、AIを活用し太陽光発電の利用を最大化

Amazonは人工知能を活用して、太陽光発電エネルギーの利用を最大化している。

Amazonは2040年までに自社の事業を脱炭素化するという「Climate Pledge」の一環として、2024年5月にカリフォルニア州のBaldy Mesa太陽光発電所にフットボール場のサイズのバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)を導入する予定である。

このシステムは、日中に集めた電力をグリッドに送り返すことで、夜間や曇り、雨天でもカーボンフリーのエネルギーを利用可能にする。

また、Baldy Mesa太陽光発電所では、Amazon Web Services(AWS)のSageMakerを活用した機械学習(ML)モデルが、バッテリーの充電・放電のタイミングを予測し、効率的にエネルギーをグリッドに戻すよう支援している。

Amazonはこれまでに、バッテリーエネルギー貯蔵システムを備えた10の太陽エネルギープロジェクトを開発し、1.5ギガワット(GW)のバッテリー容量を持っている。これには、Baldy Mesaや米国最大のソーラープラスストレージプロジェクトであるBellefield、ならびにSan Bernardinoの航空拠点での最初の屋上ソーラーアレイとバッテリーストレージユニットの組み合わせが含まれる。

San Bernardino航空拠点では、5.8メガワット(MW)の屋上ソーラーアレイが2.5MWのバッテリーと組み合わされており、これら10のプロジェクトはカリフォルニア州とアリゾナ州で運用されている。これにより、Amazonの物流センター、オフィス、データセンターが使用する電力を再生可能エネルギーで賄っている。

さらに、Amazonは現在、AIモデルを開発中であり、このモデルはAWSの機械学習機能と既存のソーラーパネルの性能データを活用して建物のエネルギー使用を最小化することを目指している。

このモデルは、Amazonの航空拠点の屋上ソーラーパネルや他の拠点からの情報、地元の天候や建物データをAWS Data Lakeに集約し、サイトのパフォーマンスとエネルギー生成について予測的なインサイトを提供する予定である。


タイトルとURLをコピーしました