KFCの本社が、創業地であるケンタッキー州から移転することが発表された。
親会社であるYum! Brandsは、KFCの本社をテキサス州Planoへ移転し、約100人の従業員も異動させる。この決定は、ブランド間の連携を強化する目的で行われ、Pizza Hutの本拠地であるPlanoと、Taco BellおよびHabit Burger and Grillの本拠地であるカリフォルニア州Irvineの2カ所を、同社の主要ブランド拠点とする方針の一環である。
Yum! BrandsのCEOであるDavid Gibbsは、「今回の変更により持続的な成長を実現し、顧客や従業員、フランチャイズ加盟者、株主により良いサービスを提供できる」と述べた。また、本社機能の統合により、企業文化と人材の強みを競争力として最大限に生かすことを目指すとしている。
LouisvilleにはYum! BrandsとKFC Foundationのオフィスが引き続き残り、KFCは同地に新たな旗艦店を開設する計画も進めている。
KFCの米国本社スタッフ約100人の移転は今後6カ月以内に実施される予定で、Yum! Brandsはまた、米国拠点のリモート勤務社員に対し、18カ月以内にオフィス勤務へ戻るよう求める方針も示した。
KFCは、1930年にHarland Sanders(通称Colonel Sanders)がケンタッキー州のモーテルでフライドチキンの販売を始めたのが起源である。1939年には秘伝のレシピを確立し、1950年には白いスーツを着用するスタイルを確立した。1980年に亡くなった際には、Louisvilleの州議事堂で弔問が行われた。
現在、KFCは世界に30,000店舗以上を展開している。
KFCのケンタッキー州での歴史を称えるため、Yum! BrandsはLouisville大学のビジネススクールに100万ドルの基金を提供し、Yum! Center for Global Franchise Excellenceを支援するとともに、ケンタッキー州全体の学生向け奨学金を設立することを発表した。
