Walmart、第4四半期の業績も好調

Walmartは2024年度第4四半期に好調な業績を記録し、予想を上回る利益と売上を達成した。

特に、店舗受け取りや配送サービスの利用増加により、米国内のeコマース売上は前年同期比20%増となり、11四半期連続で二桁成長を維持した。グローバルeコマース売上も16%増加した。

しかし、同社は2025年度の見通しについて慎重な姿勢を示し、売上は引き続き成長するものの、利益成長の鈍化を予測している。年間売上は3〜4%増加し、約6947億〜7015億ドルとなる見込みで、アナリストの予想を下回る水準となった。また、調整後1株当たり利益は2.50〜2.60ドルと予測されており、市場予想の2.76ドルを下回った。

John David Rainey CFOは、インフレや地政学的リスクなどの不確実要因を指摘しつつも、比較的安定したマクロ経済環境を前提に業績を予想していると述べた。CEOのDoug McMillonは、将来の関税影響は予測できないが、コスト管理を徹底し、顧客の節約を支援する方針を強調した。

第4四半期の純利益は前年同期の54.9億ドルから52.5億ドルに減少したものの、売上は4.1%増の1805.5億ドルに達し、市場予想を上回った。米国事業の売上は5%増の1235億ドルで、特に食料品が全売上の60%を占め、店舗・オンラインの顧客増加によって同部門の売上が堅調に推移した。

Sam’s Clubでは既存店売上が6.8%増加し、取引回数は5.4%増加した。広告事業は29%増加し、米国内のWalmart Connectは24%成長した。

McMillonは、低価格戦略や品揃えの拡充、配送スピードの向上が成長を支えていると述べ、今後も売上拡大と収益率向上に注力する方針を示した。

また、Walmartは年間配当を13%増の0.94ドルに引き上げ、52年連続の増配を発表した。


 

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