Aldi、英事業で2ヶ月で2度目の賃上げを実施

Aldiの英国法人は、Lidl GBの賃上げに対応するため、時給制の店舗従業員に対し、2カ月以内で2度目の給与引き上げを実施する。

AldiはTesco、Sainsbury’s、Asdaに次ぐ英国第4位のスーパーマーケットで、45,000人の従業員を抱える。同社の給与引き上げは、英国中央銀行(Bank of England)が利下げの判断材料として注視している賃金動向に影響を与える可能性がある。

Aldiは、3月1日から全店舗スタッフの最低時給を全国で£12.71(ロンドンでは£14.00)に引き上げることを発表していたが、新たに全国最低時給を£12.75、ロンドンでは£14.05にすることを発表した。これは、2月10日にLidl GBが発表した賃金水準と同額となる。

また、Aldiは9月からさらなる賃上げを行い、全国で£12.85、ロンドンで£14.16にする予定だ。他のスーパーマーケットとは異なり、Aldiは有給の休憩時間を提供している点も特徴的である。

英国政府は4月から全国最低賃金を£12.21に6.7%引き上げることを決定しており、Aldiの賃上げはこれを上回る水準となる。

近年、英国では賃金の伸びが加速しており、特に2024年後半には雇用市場が堅調に推移したことが公的データで示されている。この影響で、Bank of Englandは経済全体が低迷する中でも慎重に利下げを検討している。

Sainsbury’sやCosta Coffeeも最近、インフレ率を上回る賃上げを発表しており、英国の小売業界では賃金の上昇が続いている。


 

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