フランスの最高行政裁判所であるConseil d’Etat(フランス国務院)は、動物由来の食品の一般名称を植物性タンパク質を含む製品に使用することを禁止できないと判断した。
2020年、フランス議会は、動物性食品の伝統的な名称を植物性タンパク質を含む製品に使用することを禁止する法律を制定した。しかし、同年、欧州議会は「ベジーバーガー」や「ヴィーガンソーセージ」といった名称の使用をEU域内のレストランや店舗で認める一方で、植物性乳製品代替品の表示には厳格な規制を求めた。
Conseil d’Etatは、この問題を欧州連合司法裁判所(CJEU)に照会し、企業や業界団体からの要請を受けて、フランス政府の規制の合法性を審査した。
2023年10月、CJEUは、EU規則がこの問題を完全に管理しており、EU加盟国が独自に一般的または記述的な名称の使用を規制または禁止する措置を制定することは認められないと判断した。
これを受け、Conseil d’Etatは2022年と2024年に制定されたフランス政府の規制を「違法であり、EU規則に反する」として無効とする決定を下した。
