サプライチェーンではAI活用を推進

Kencoの「2025 Supply Chain Innovation」調査によると、多くのサプライチェーン責任者がAIを活用しているが、一部では制約がある。

41%の責任者がAIを重要なイノベーション戦略の一部としており、そのうち1/3がデータの可視化、29%が品質管理、26%が労働力最適化に活用している。一方、35%の回答者は企業方針によりAI導入が制限されている。

今年のイノベーションの主な課題として、68%がインフレ、50%が労働力不足を挙げた。

また、51%の回答者は2025年のイノベーション予算が増額されたと報告。具体的な技術の採用では、ロボティクス(43%)、センサー・自動識別技術(40%)、3Dプリンティング(40%)がほぼ同程度の人気を示した。

サプライチェーンのイノベーションパートナー選びでは、45%が新旧の開発者と協力し、39%は既存技術のみに依存。3PL(サードパーティ・ロジスティクス)企業がイノベーションの必要性を指摘したのは13%、実際に3PLと技術導入を進めたのは8%にとどまった。

KencoのKristi Montgomery副社長は、「AIを完全に回避することはもはや選択肢ではない。特にデータ負荷の高い業務を自動化することで、企業は競争力を大きく向上させられる」と述べた。

Deloitteの調査では、米国の小売業幹部の81%がサプライチェーン関連のAI・自動化投資に注力しており、具体的には以下の分野が対象となっている。

  • AI予測: 需要計画、在庫管理、配送・供給ルート最適化
  • 倉庫自動化: ロボティクス活用による人的作業の削減
  • リアルタイム在庫可視化: 物流・在庫の追跡システム導入

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