The Home Depotは、第4四半期に8四半期ぶりの既存店売上高増加を記録するなど好調な業績を報告したが、大規模なリフォーム需要の低迷を背景に慎重な業績見通しを示した。
同社の2024年第4四半期(2月2日終了)の純利益は30億3,000万ドル(1株当たり3.02ドル)で、前年同期の28億ドル(1株当たり2.82ドル)から増加した。調整後の1株当たり利益は3.13ドルで、市場予想の3.04ドルを上回った。
売上高は前年同期比14.1%増の397億ドルで、市場予想の391億5,000万ドルを上回った。既存店売上高は0.8%増加し、取引件数は7.6%増となった。平均購入額は89.11ドルで、前年の88.87ドルから微増した。
通期の売上高は4.5%増の1,595億ドルだったが、既存店売上高は1.8%減少した。
CEOのTed Deckerは、「第4四半期は、引き続き大規模なリフォーム需要の低迷が続く中でも、住宅改善支出の増加が見られた」と述べた。また、不安定な経済環境と高金利の影響を受けながらも、長期的な成功に向けた戦略的投資を継続していると強調した。
Fitch RatingsのJonathan Reidは、第4四半期の売上高の安定化は楽観的な要素ではあるが、高金利が引き続き大規模プロジェクトの支出を抑制すると警戒を示した。
2025年度の計画として、Home Depotは新たに13店舗を開設する予定で、売上高は約2.8%増、既存店売上高は約1%増を見込んでいる。調整後の1株当たり利益は前年比で約2%減少すると予測している。
また、四半期配当を2.2%引き上げ、1株当たり2.30ドルとし、3月27日に支払う予定である。
第4四半期終了時点で、同社は全米50州、ワシントンD.C.、プエルトリコ、米領バージン諸島、グアム、カナダ10州、メキシコに合計2,347店舗と780以上の支店を運営し、従業員数は47万人以上に達している。
