Publixは、重量販売される食品の価格を不正に操作して消費者に過剰請求したとして、集団訴訟を提起された。
訴状によると、PublixのPOSシステムがセール対象の肉やチーズ、デリ商品などの重量を実際よりも多く計算し、消費者が本来の価格よりも高く支払う仕組みになっていたとされる。
この訴訟は2025年2月19日に米国フロリダ州南部地区連邦地方裁判所に提出され、Publixが「不正な重量操作スキーム」により売上と利益を不当に増加させたと主張している。さらに、店舗内のセール表示が期限切れのまま放置されていたり、ベビーフォーミュラの単価表示が誤っているケースも指摘されている。
訴状では、原告が2.83ポンドのポークテンダーロインを1ポンドあたり4.99ドルのセール価格で購入したところ、PublixのPOSシステムでは3.96ポンドと表示され、19.78ドルを請求された。この差異により、原告は40%(5.66ドル)の過剰請求を受けたとされる。
また、レシートには割引価格が記載されているものの、商品の重量は明示されておらず、消費者はチェックアウト画面を確認しない限り、過剰請求に気づけないと指摘されている。原告がPublixの従業員に過剰請求を指摘した際、従業員は誤りを認めなかったという。
訴訟では、PublixがPOSシステムの誤った重量表示と価格設定を防ぐための対策を講じていないと主張し、被害を受けた消費者への損害賠償と、POSシステムの修正を求める判決を求めている。Publixはこの記事の掲載時点でコメントを発表していない。
