Co-op、2024年の万引き被害額が£8,000万に―防犯投資にもかかわらず小売犯罪が深刻化

英国のコンビニチェーンCo-opは、2024年に万引き被害による商品ロスが前年比14%以上増加し、被害額が£8,000万(約160億円)に達したと発表した。

これは前年の£7,000万から大幅な増加であり、同社が£2億超の防犯対策投資を行ったにもかかわらず、小売犯罪の拡大を食い止めるには至らなかった。

他社でも被害は深刻で、Poundlandは£4,000万、Primarkを傘下に持つABFは「£7,000万の事業税額を超える被害を受けている」と発言している。

さらにCo-opは、雇用者向け国民保険料(National Insurance)増加で£5,000万、拡張生産者責任(EPR)規制によって£3,000万の追加負担が発生しており、外部コスト圧力は今後も強まると予測している。

CEOのShirine Khoury-Haq氏は、「2025年を通じて、地政学的不安やインフレなどによる逆風がさらに強まるだろう」と述べ、コスト負担の増大に懸念を示した。

それでも、同社は2024年度に税引前利益を前年の£2,800万から£1億6,100万へと4倍超に拡大。グループ売上は£113億と横ばいながら、食品事業では営業利益が16%増の£2億100万、売上は1.9%増の£74億を記録しており、堅調な店舗販売が業績を支えている。

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