GNC、倉庫内の在庫管理にドローンを導入し業務効率を大幅改善

米国の健康・ウェルネス専門小売大手GNCは、インディアナ州およびアリゾナ州にある2つの流通センターに、ドローンによる自動在庫管理システム「Corvus One」を導入した。

従来は40,000ヶ所の在庫を人手で数える必要があり、機材や人員の調整、週末対応、年2回の外部監査など運用面で課題が多かった。また、在庫の移動量が多いため誤配置やミスも頻発していた。

このような中、GNCはCorvus Robotics製のドローンを活用し、営業時間中に自律飛行で在庫をスキャン。これにより棚卸精度の向上、ロスの削減、人的ミスの最小化を実現した。現在では、年間10〜12回の全館在庫チェックが可能になり、在庫管理チームを20名から13名に削減。余剰人員は他プロジェクトに再配置された。

ドローンは一日7〜8回飛行し、各回約30分間で複数SKUの一括スキャンやパレット・ケース単位の棚卸、保管容量の体積分析も実施する。在庫情報のリアルタイム可視化により、オーダーフルフィルメントのスピードと倉庫全体の運営効率も向上している。

GNCはすでに2023年にZiplineと提携し、一部地域での電動ドローンによる配送サービスを開始しており、今回の取り組みはその延長線上にある。

本社をピッツバーグに構えるGNCは、米国およびカナダで3,000以上の店舗を展開している。

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