英国の健康・美容小売大手Superdrugは、国内の店舗に約500台のデジタルスクリーンを導入すると発表した。
これは、実店舗の近代化と、リアルタイムで顧客にパーソナライズされた情報を届ける戦略の一環である。
本取り組みは、ロンドンのMarble ArchおよびBrent Cross店舗での試験導入を経て、全国の高トラフィック店舗へと展開される。導入されるスクリーンは、Superdrugのリテールメディアネットワーク「Optimo」の重要施策であり、オンラインとオフラインを統合する「O+O戦略」を支えるものとなっている。
小売マーケティング責任者Paul Stafford氏は、「買い物の瞬間に合わせて関連情報や商品ニュース、プロモーションを提示することで、顧客にとってより魅力的でパーソナライズされた購買体験を提供できる」と述べている。
この取り組みにより、サプライヤー企業は、来店中の顧客に対し適切なタイミングで広告を届けることが可能となり、実店舗を動的な広告媒体へと変えることができる。
初期パートナーにはUnileverが名を連ねており、同社の小売メディア・EC部門マネージャーKatie Smith氏は、「このスクリーン導入は、顧客体験の向上とブランドとの接点強化につながる」とコメントしている。
今回のデジタル施策は、Superdrugの店舗とECを統合する全社的な改革の象徴であり、今後のリテールメディア戦略において重要な役割を果たすと見られる。
