Lidlスイス、冷蔵生鮮品も食品寄付の対象に 2030年までの食品廃棄半減へ加速

Lidlスイスは、食品ロス削減への取り組みを強化し、新たにチーズ、ヨーグルト、生肉などの冷蔵生鮮品を食品寄付プログラムに追加した。

これらは、食糧支援団体「Tischlein deck dich」および「Schweizer Tafel」を通じて、貧困層への支援として活用される。

同社は、生肉など冷凍可能な製品については使用期限当日に冷凍することで、廃棄を回避しながら寄付対象として活用している。

2023年度には、同プログラムにより500トン以上の食品を寄付し、約140万食分の調理支援につながったという。これは、2017年比で2030年までに食品廃棄を半減する目標の一環である。

Tischlein deck dichの代表Alex Stähli氏は「毎週約4万人の貧困層に支援を届けており、Lidlのような企業の寛大な連携が欠かせない」と感謝を述べている。

さらにLidlスイスは、食品廃棄のさらなる削減に向けて以下の施策も進めている:

  • 使用期限前の値下げ販売

  • スタッフによる日常的な鮮度チェックと価格調整

  • 見た目に難のあるが可食の青果「Rettersäckli(リカバリーバッグ)」

  • ベーカリー商品版「Bakery Rettersäck」

これらの包括的取り組みにより、Lidlスイスは単なる廃棄削減にとどまらず、社会的支援と環境負荷低減の両立を図るモデルケースとなっている。

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