WalmartはHelios AIのソフトウェアを導入し、農産物カテゴリにおける気候リスクの算定と価格予測を行うと発表した。
これにより、中長期的な気候リスクを考慮したグローバル農業サプライチェーンの評価を強化し、持続可能な調達の推進につなげる。
USDAによれば食料ロスの約3割は生産・収穫段階で発生しており、気象変動が大きな要因とされる。
Heliosの新機能は1年先の気象予測、柔軟なKPI分析、価格の履歴や予測(地域別・産地別・品種・等級・有機区分別の分析可能)を提供し、調達精度の向上を目指す。
この提携は、HeliosがWalmart本社で開催された第11回「Open Call」コンペで初のソフトウェア部門受賞企業となったことが契機となった。
Walmartは既にAgritaskと連携し、米国とメキシコの一部地域でブラックベリーやサクランボの収穫情報をリアルタイムで取得する農業技術の試験導入を進めており、今回のHelios AI活用はその一環として食料供給網の強靭化を狙うものである。
