eコマースマーケティング企業Omnisendの調査によると、TemuとAmazonの価格や商品品質の違いが明らかになった。
平均して、Temuでの購入は1商品あたり40%(約13.37ドル)安くなるが、中国からの輸入品に対する米国の新関税が導入されることで、今後価格上昇の可能性がある。
調査では、米国消費者の53%が過去1年にTemuを利用し、5%が週に数回購入しているが、Temuを信頼していると答えたのはわずか5%だった。一方、Amazonの利用者は75%で、そのうち18%が週に複数回利用し、87%がAmazonを信頼している。
Amazonの商品77%にはTemuで類似品があり、そのうち10%は全く同一の商品だった。ただし、Temuでは多くの低価格品が模倣品である可能性が指摘され、レビューの信頼性にも疑問がある。また、Temuの商品は配送時間がAmazonよりも大幅に長いとされる。
Omnisendの分析では、TemuはAmazonよりも頻繁かつ大幅な割引を提供しており、一部カテゴリーでは最大98%の割引が見られた(Amazonは最大67%)。レビュー数ではAmazonの1商品あたり平均50,000件に対し、Temuは1,500件と少ない。Temuは特にファッション&ビューティー分野でAmazonと競争力があり、Amazonの商品94%に対して類似品を提供している。
Amazonは価格競争の影響を受け、新たに低価格商品を提供する「Amazon Haul」を開始。Amazonが競争に迅速に対応するのは珍しく、TemuやSheinの影響が大きいと指摘されている。
関税に関する調査では、42%の消費者が中国製品への新関税に反対し、56%が価格上昇を懸念。価格が上昇すれば、29%の消費者はTemuなどの利用を控えると回答した。
