The Very Group、新マーケティング提案「Hello Studio」でデータ主導型クリエイティブを外部ブランドに提供開始

英国のオンライン小売大手The Very Groupは、4.3百万人の顧客データを活用し、ブランドと消費者をつなぐ新たなマルチチャネル型クリエイティブサービス「Hello Studio」を発表した。

この新プラットフォームは、買い物履歴や個人属性、金融データを統合的に活用し、ブランドパートナーと協業してカスタマイズされたコンテンツやキャンペーンを創出することを目的としている。

Hello Studioは、社内データチームとリテールメディア専門企業SMGとの合弁で設立された「Very Media Group」の拡張として位置づけられ、同社のリテールメディア戦略の中核を担う。

クリエイティブ責任者Julie Phelan氏は、「The Very Groupはこれまでも魅力的なブランドキャンペーンを多く手がけてきたが、Hello Studioはそれをさらに進化させるもの」と説明。AIを活用してストーリーボードのイラスト制作を支援するなど、制作プロセスの高速化とビジュアル強化も実現しているという。

同氏はさらに、「我々の強みはチャネルに最適化された独自コンテンツの企画・制作力にあり、すべての取り組みにデータとテクノロジーを組み込んでいる」と述べ、今後も新しいパートナーとの連携を拡大していく意向を示した。

この動きは、小売各社が自社のファーストパーティデータを活用し、広告やクリエイティブ制作で収益を上げる「リテールメディア」分野の拡大を象徴する取り組みといえる。

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