オンラインショッピングの「楽しさ」欠如、消費者の不満が浮き彫りに

Criteoが発表した最新調査によると、消費者の76%がオンラインショッピングを「ワクワクしない」と感じており、29%は「面倒な作業」と見なしている。

利便性を求める声は61%に上る一方、36%は「予想外の発見がない」ことを残念がっており、かつての買い物の喜びが失われていることが明らかになった。

また、79%の消費者はオンラインショッピングを「孤独な体験」と捉えており、78%が商品選択肢の多さに「圧倒されている」と回答。楽しさやリラックスを感じているのは50%にとどまっている。

ブランドサイト訪問で「ワクワクする」と答えた消費者は73%に上り、41%はレビューやフォーラムを読むことに興奮を覚えるとした。一方で、インフルエンサーによる広告に好感を持つ消費者は29%と限定的である。

ブランド側は98%が自社の発見戦略に自信を持ち、83%が今後AIの活用を計画。だが、79%がプライバシー懸念により施策に支障を感じているという。これに対し、消費者の43%は「信頼と透明性があれば、パーソナライズのためにデータ活用を容認する」としている。

CriteoのMarc Fischli氏は、「買い物はかつて“発見の楽しさ”があったが、今はスピード重視の無味乾燥な作業になりつつある。ブランドは買い物体験に再び“喜び”を注入する必要がある」と警鐘を鳴らした。

本調査は、CriteoがHarvard PRおよびVitreous Worldと連携し、日・英・米・仏・独・韓の6カ国で6,000人の消費者と600人のブランド関係者を対象に実施された。

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