Carrefour、スペインでAI戦略を本格始動 従業員支援と顧客体験向上を目指す

フランスの大手小売グループCarrefourは、初のAI主導グローバルインテリジェンスソリューション**「AI.Carrefour」をスペインで導入した。

これはGoogleのGemini 2.0**を基盤としたもので、従業員のデジタル変革を支援し、顧客サービスの質向上を目指す。

まず3,000人の従業員に提供され、今後は全社的にAI活用を促進する機能を段階的に追加予定である。2025年にはスペイン国内の従業員に対する大規模なAIトレーニングも実施し、AIを組織文化に定着させる方針を掲げている。

Carrefour SpainのCEOであるElodie Perthuisot氏は、「食品小売業界におけるデジタル変革の先頭に立つ」ことを目標とし、本施策はその達成に向けた重要な一歩と述べた。

この取り組みは、2021年に始動したCarrefourグループの全体的なデジタル戦略の一環であり、業務効率化と顧客体験向上の両立を図る。すでに2月には、意思決定支援や業務管理、プレゼン作成などを担うUno.aiを導入しており、健康的かつ持続可能な食品トレンドの分析や顧客ロイヤルティ向上にもAIを活用している。

Carrefourは、McKinseyの試算を引用し、2030年までに小売業界には約2,300億ユーロのデジタル投資が必要とされるとし、オムニチャネル体験の最適化、業務の自動化、ITインフラの近代化を視野に入れている。

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