イギリスのTescoが、新しい業態への参入を検討中であると、イギリスの複数のメディアが報じています。
1)ディスカウント業態
イギリスでも、一番成長しているハードディスカウンターのAldi/Lidlに対抗するために、SKUを3,000程度に絞ったディスカウント業態の検討を、経営コンサルティング会社のBoston Consulting Groupを雇って行っているとのこと。
2)Cash & Carry業態
中小小売店向け食品卸のBooker買収が確定したので、今までのTescoの店とBookerを合体させた、B2B向けのバルク販売を含んだ業態を検討中。
これは既に実験店がCambridgeにあります。
Tesco、買収したBookerのCEOをイギリス事業責任者に抜擢
イギリスのメディアは特に後者については悲観的な見方をしています。
Tescoの競合のSainsbury’sやAsdaも数年前に検討して断念している、Tesco自身もタイでトライして上手くいかなかった、というのがその理由。
前者に関しても、確かに、
「ハードディスカウントチェーンで一番大切なことは取り扱いSKU数を絞り、増やさないこと」
とAldiの番頭さんが言っていましたが、既存の商品、サプライチェーン、商品開発方法のまま取り扱いSKU数を絞っても、AldiやLidlの販売している圧倒的な低価格には太刀打ちするのは容易ではないです。
