スペインの協同組合Eroskiは、Nutri-Scoreにおいて高評価(A・B)を得たプライベートブランド商品の販売比率が増加しており、消費者の健康志向の高まりが明らかになった。
Eroski財団のFood Schoolが実施した2020〜2023年の調査によると、Nutri-Score表示は消費者の健康的な選択を促進し、商品の栄養改善にも寄与している。
2023年末時点で、A・B評価の商品は売上の50%を占め、C評価を含めると74%に達した。
カテゴリー別では、加工野菜・果物でA・B評価が85%(Aが80%)、穀類・ジャガイモ製品で90%、豆類・ナッツで73%、コーヒー・水・お茶では99%と、健康的な選択が際立っている。
頻繁な摂取が推奨されるカテゴリーでも好転が見られ、乳製品ではA・B評価が50%を占め、2020年以降D評価商品の比率は減少。
加工魚は引き続き高評価が多く、加工肉はB評価商品の増加とD評価商品の減少が確認された。
全体として動物性食品ではA・B評価が55%となっている。
一方、加工肉・ソーセージではD・E評価が依然多いが、B評価への移行傾向も見られる。
冷凍・レトルト食品ではA〜C評価が主流であり、ソースではAとE評価の両極化が進行。
スナック菓子はC評価が中心となり、D・Eからのシフトが見られた。
スイーツや飲料でもパーム油の削除などのリフォームによりNutri-Scoreの改善が進んでいる。
総じて、Nutri-Scoreの導入により消費者はより健康的な選択を行っており、製品改革と意識向上が相乗的に作用していることが示された。
